電験3種 合格体験記 新電気2019年7月号
名古屋工学院専門学校男性 2018年度合格!
「新電気2019年7月号」掲載分です。
電気業界に就職したい
「電験三種を取得したい」と思い始めたのは、高校3年生のころです。
「人の役に立つことができて、将来なくならない業種に就職したい」と考え、いきついたのが「電気」でした。
しかし、私は普通科に通っていたので、電気の知識は「オームの法則」くらいしか理解していませんでした。
そのため、高校卒業後は専門学校に進学して資格取得を目指すことにしました。
平成28年4月、電験三種の合格率が高い名古屋工学院専門学校へ入学しました。
学校の方針により、1年次に基礎科目である[理論]、2年次に[電力]「機械」「法規」の3科目を勉強することになりました。
いま振り返ってみると、「理論」の勉強が一番の山場でした。
最初のころは、勉強の習慣がなかったので30分もすれば集中力が切れてしまっていました。
これまで、集中して勉強をする習慣がなかったので、特につらい時期でした。
しかし、そのつらい時期に私を励ましてくれたのが担任の先生でした。
「なんとかそれに応えよう」と思い、まずは意識づくりから始めました。
勉強をする意識づくり
[勉強をする意識づくり]を助けてくれたのがクラスメートです。
学校には、資格取得という同じ目標を持って勉強する友人がいました。
学校に居残り、彼らと一緒に勉強することで、集中力を切らさずに勉強を続けることができるようになりました。
「理論」は公式を用いた計算問題が多く、多くの公式を覚える必要があります。
当初は、知らない公式も多く、問題を解くことができず苦痛の日々でした。
しかし、友人と教え合うことにより、徐々に問題を解くことができるようになりました。
理解が進んでくると自力で解ける問題も増えていき、最初は1時間だった勉強時間も2、3時間と伸ばすことができました。
その結果、試験ではあまり緊張することなく問題を解くことができ、入学して約半年で「理論」に合格しました。
試験後すぐに「電力」「機械」「法規」に取りかかりました。覚えることは多いですが、「理論」で学んだ知識が生かせましたし、なによりも「理論」に合格できたことが自信となって、熱心に取り組むことができました。
勉強していて一番楽しかったのは「電力」です。
問題も水力発電や火力発電などが登場するので、「理論」と比べて現実昧があり、興昧が湧きました。
また、「機械」4科目のなかで一番難しいのでは?と感じたので、学校では「機械」の問題を重点的に解きました。
「法規」はほかと比べて計算が少ないのですが、覚えなければならない条文が多かったので、ひたすら過去問を解き、問題文の暗記をしました。
2年生になると、さらに勉強量が増えていき、夏休みに入った8月ごろには、毎日8~9時間は勉強していました。
不安と戦いながら勝ち取った
合格試験当日になると、合格する自信はありましたが、「絶対に合格したい!」という気持ちが強くなり、かなり緊張しました。
試験では、「電力」の1問目から知らない単語が出てきて冷や汗をかいたり、「前科目の解答をちゃんとマークしたかな?」と不安になりながらも、落ち着いて文章を一語一句しっかり読んで解いていきました。
合格してこれまでを振り返ってみると、勉強の最中に不安になることがよくありました。
「毎日勉強を続けられるだろうか」「学校の課題と合わせて勉強時間を確保できるか」「合格ラインに届くだろうか」など、不安要素はいくつもでてきました。
しかし「クラスメートと一緒に合格したい」という一心で、やり遂げることができました。
ここまで頑張ってこれたのは、応援してくれた両親や先生、友人のおかげです。私1人ではできなかったと思います。
感謝しています。
電験3種 受験専門雑誌の紹介
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