※個人名は伏せる条件で、当HP掲載を新電気さまから直接了承を頂いております
電験3種 合格体験記 新電気2019年10月号
男性 2018年度合格!
「新電気2019年10月号」掲載分です。
『新電気』で合格を決意
電験三種に合格できない状況が続くなか、懲りもせずに書店でまた新しい過去問題集を購入しようとしていました。
その際に立ち寄った雑誌コーナーで『新電気2016年12月号』が目に留まりました。
内容をみてみると、問題がわかりやすく解説されており、それを見てながら「今度こそ必ず合格する」と心に決めました。
まずは、最短2年で合格できるように計画を立て直しました。
電験三種以外の試験の予定をExcelに書き出し、大まかな年間計画を立てた後、電験三種の合格を最優先事項として勉強にとりかかりました。
最初は過去問をみても解き方がわからず、ただ時間が過ぎていくばかりでした。
そのため、まずは電気の基礎である回路や抵抗についての問題を中心に解き始めました。
わからない問題や用語などは付箋をつけたり、壁に張りだしたりして、常に意識するように心がけました。
ある程度解けるようになってきたら、過去問中心の勉強に切り替え、過去10年分を5回以上は繰り返し解きました。
加えて、セミナーに参加したり、SNSなどに投稿された電験三種合格を目指す方の勉強法なども参考にしました。
科目ごとの勉強法
理論
まずは、直流回路・問題を何度も何度も解きました。
すると、1つの問題を複数の解法で解けるよう、になったので、交流回路、静電気、磁気も同様に進めました。
社会人になってからあまり勉強をしていなかったので、計算ミスを連発しました。計算ミスを少なくするには、参考書を読むよりも、計算問題を多く解くほうが効果的でした。
電力
火力発電所の問題は、ボイラー技士の試験を受験した際の資料を参考にして、構造を理解しました。
また、再生可能エネルギーに関する問題は要点を掴むことが難しかったのであまり深入りせず、送電線の問題で点数を取れるようにしました。
機械
問題文が年々難しくなり読解しにくくなったので、問題文をイラストにしてから問題を解きました。
また、回転機器などイラストをみてもイメージしにくいものに関しては、実際に会社でモータを分解してみたりして理解を深めました。
また、[kW・h]や[kJ]などの単位でミスをしないように気をつけました。
ただ、どれだけ対策をしても照明と電気化学の問題だけは満足に解けず、悔しい思いをしました。
法規
法規を科目合格した先輩からのアドバイスを参考にしました。
① 過去10年分のB問題はしっかりと解き、完璧に仕上げておくこと
② 過去出題された条文は最低限チェックしておくこと
苦しみを乗り越えた先に
電験三種に合格するまで、平日の帰宅後4時間は必ず勉強するようにしたので、遅いときは夜明けまで問題を解いていたこともありました。
休日はあまり外出せず、勉強していました。仕事との両立は本当に大変でした。
また、1人で勉強し続けるのは孤独でした。
『新電気』の合格体験記を読みながら、「孤独感にさいなまれている暇はない。ここで手を抜けば確実に落ちるぞ」と自分にいい聞かせることで、危機感を持ち続けました。
ようやく電験三種合格というスタート地点に立つことができました。
今後もスキルアップを目指して勉強していきます。
最後に合格ができたのは、指導してくださった先生をはじめとする多くの方々のおかげです。
厚くお礼申し上げます。そして、私の体験記がこれから受験される方の役に立つことができれば幸いです。
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