『新電気』を読む癖をつける!新電気2020年7月号 電験三種 合格体験記

電験三種 合格体験記 新電気



※個人名は伏せる条件で、当HP掲載を新電気さまから直接了承を頂いております

電験三種 合格体験記 新電気2020年7月号

36歳男性 2019年度合格!

「新電気2020年7月号」掲載分です。

最終学歴: 高校普通科(文系)卒業

33歳のときに働いていた会社では資格手当が充実しており、特に電験三種を取得すれば数万円もの手当がでたことから、受験することを決めました。

しかし、難易度はご存じのとおりで、数年がかりでの取得になることを覚悟しました。

 まず下調べとして、インターネットで合格体験記などを読みあさり、参考書や学習方法を調べていくと、合格者には「『新電気』を読んでいる」という共通点があることに気がつきました。

電気の知識といえば、30歳のときに取得した第二種電気工事士の知識ぐらい(それ以前は「交流、直流って何?」レベル)で、まずは形から入るタイプの私は早速、『新電気』を購人しました。

『新電気』を読む癖をつける

 勉強から離れていたせいで「勉強をする習慣」がなくなっていた私でしたが、通勤時間やトイレといった私生活のちょっとした隙間時間に『新電気』を読むと決め、まずは合格体験記でモチベーションを上げ、現場の写真などで機器をイメージするようにしました。

気がつくとスマートフォン(スマホ)を触る癖があったので、それをスマホから『新電気』になるように心掛け、とにかく読む癖をつけました。

 すると次第に合格体験記やコラムしか読んでいなかった状態から、自然とほかの記事も読むようになっていきました。

そして、学習記事を読んでいるうちに机に広げて問題を解いてみたくなり、勉強をする習慣ができていきました。

そこから次第に「各科目は密接に関連している」と感じ、効率よく学習に励むことができました。結果、1年目はまさかの3科目合格(「理論」「電力」「機械」)ができました。

 「3科目も合格できたのだから万々歳目と思われるかもしれませんが、私はものすごく悔やみました。

それだけ学習してきましたし、もう1年も集中力を維持できるか不安だったのです。

しかしそんなときも、合格体験記を読み、「10年がかりで取得した人もいるんだ」と励みにして、なんとかもう1年学習を継続し、最後の「機械」に合格!

 無事に令和元年の免状を手にすることができました。

電験三種は1年で取得する

 電験三種は4科目に分かれてはいますが、実は範囲の広い1つの科目で、救済措置として科目合格があると捉えて、1年での完全合格を目指すべきです。

 よく、1年目に基礎となる「理論」と比較的簡単そうな「法規」に科目合格し、2年目に残りの「電力」「機械」を取る、という学習計画を立てると聞きます(私もそうでした)。 

「理論」はほかの科目と特に密接に関係しており、すべての軸になるのは間違いありません。

そのため、2ヵ年計画では、2年目に結局「理論」「電力」「機械」の学習をしなければいけませんし、そもそも2年間も集中力を維持できません。

 私が1年で取得できなかった敗因は、試験直前になって、これまでの自分の学習を信じきれず、確実に科目合格するために「機械」を捨ててしまったことです。

実際、それが原因で「機械」はあと1問のところで不合格でした。

見直してみると、あとほんの少し学習していれば解けた問題が数問ありました。

 私の最終学歴は高校普通科(しかも文系)の卒業です。

本格的に学習を始める前の私は、ほかの人の合格体験記を見て、「電験三種を取得すること自体が夢物語なのにさらにそれを1年でやり遂げるなんて基礎力があるからだ」と思っていました。

しかし、実際に必要なのは「自分を信じること」「かなりの体力」です。

 電験三種の学習は自分との闘いです。

私が『新電気』を読み、合格した先輩方の合格体験記で勇気づけられたようにこの体験記がこれから受験をされる方のモチベーションになることを願っています。

電験三種 受験専門雑誌の紹介

電験合格には、
電験三種受験専門雑誌の定期購読がイチオシです!

以下のページ参照

電験3種受験と最新技術を掲載する専門誌「 新電気 」定期購読のすすめ

 

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