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建築物環境衛生管理技術者試験 合格体験記
男性 建築物環境衛生管理技術者試験(ビル管理技術者試験)合格!
「設備と管理2019年10月号」掲載分です。
私は
私は現在の職場に異業種から転職し、入社3年目にビル管理技術者試験を受験しました。
実務経験2年以上を経てようやく受験できると思い受験申請しましたが、他の試験を8月上旬に受験予定だったこともあり、試験日まで残り約1か月半しかなく、それまでビル管の勉強をまったくしていなかった私にとっては無謀とも思える挑戦でした。
しかしやるからには合格したいという気持ちが強かったので、どうしたら合格できるかを考えた結果、まずはどんな問題が出るかを全体的に把握するために「ビル管理試験完全攻略」(オーム社刊)を購入し学習することにしました。
この本は内容が詳細で良いのですが、私は時間も限られていたので参考書として一読し、「ビル管理士試験模範解答集」(通称一赤本、日本教育訓練センター刊)での学習に移りました。
こちらは本自体が分厚く、重く、問題と解答が照合しにくいなど少し戸惑いました。
それでも読み始めてみると問題解説が詳細に書かれているので参考書代わりに使えるのではないかと思いつき、使いやすくなればと年度ごとの問題と解答をカッターで分離して携帯性の向上と、問題と解答を照合しやすいようにしました。
赤本での学習
赤本での学習は問題を見てから解答と解説で確認し読み進めていきました。
これで自分の知識取得力は向上しましたが、年度ごとの問題集では分野ごとに内容が整理されていないので、各分野の知識整理もかねて「ビル管理試験攻略問題集」(オーム社刊)で勉強することにしました。
この問題集は少々厚みがありますがページごとに問題と解答・解説があるので、問題を読んでは解説を一問ずつ照らし合わせて読み込んでいきました。
この時点で問題を解くまでには至りませんでしたが、問題集を読み終わった時点で受験日が来てしまいました。
残念ながら試験結果は不合格でした。私の受験1年目はこれで終了しました。
翌年の受験は、1年目同様8月中旬からの試験勉強開始ということと、試験日の翌日に電気設備法定点検があり、手順書作成担当の私にとって昨年以上に大変過酷な状況での挑戦でした。
このような状況の中でも「全力を尽くせば大丈夫」と自分に言い聞かせながら奮起し挑戦しました。2年目は1年目に使った赤本を参考書がわりに一読し、「ビル管理士試験攻略問題集」を前回同様に読み込むようにしました。
このような学習を進め、一通り終了したのが試験日約2週間前でした。
切り札
ここで切り札として私が用意したのが「ビル管理試験完全解答」(オーム社刊)です。
この問題集は年度ごとの過去問の横に解答と解説が記載されており、解答部分をしおりで隠し、問題を解いた直後に答え合わせができるので、勉強時間がなかなかとれない私にはぴったりでした。
問題を解いてみると間違いばかりで凹みましたが、時間をあまりかけないよう心掛け、計算問題は後回しにして解き進めました。
この問題集を一通りやり終わったのが前日の17時頃でした。
それから3時間ほど計算問題に取り組み、簡単な計算で確実に解答ができそうな問題を解くことにしました。
そして試験当日を迎えました。
試験では直前対策の効果もあって早めに解答が出来上がり、午後の試験では1時間前には解答を終えて30分以上前に試験場を後にし、次の日の停電作業準備のために、その足で職場に向かいました(試験をあきらめたわけではありません)。
後日解答速報で答え合わせしてみると、合格ラインをクリアしていました(答え合わせの方が試験時よりも緊張しました)。
合格通知が家に届いた時にはほっと胸をなでおろすと共に、これからも気を引き締めて活動していこうと自分に言い聞かせました。
最後にこれから受験する方に私から伝えたいことは、試験がある時期は季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあるので、体調管理には十分注意して試験に臨んでほしいということです。
皆さんのご健闘をお祈り申し上げます。
ビル管 一発合格!勉強法と勉強時間
最後に、
当サイトの管理人である私が、ビル管に一発合格した経験を元に、初学者でも独学で合格できるようにビル管理士の攻略法を紹介しています。
「必見!ビル管理士に一発合格する勉強方法!おすすめ過去問と参考書」
是非、参考にして下さい!