ビル管理士の試験に一発合格(180満点中 156点取得(86.7%))した管理人が勉強方法とお勧め書籍を紹介します!
目次
おすすめ 参考書 過去問
一発合格できるおすすめの書籍は、
通称「赤本」と言われる過去問だけです!!
参考書は、不要です!
過去問兼参考書になるので、
ビル管理士は、過去問だけで確実に合格できます!!断言できます!
受験料は高い資格ですが、書籍に関してはわずか数千円と安く済む、お財布にやさしい試験です(笑
理由
ビル管理士は、試験範囲が広いため、的を絞って勉強する必要があり、全て勉強しようとすると逆に非効率になります。
深い知識が必要な試験ではないので、合格する要点さえ押さえておけばOKです。
出題されるポイントは限られており、そのポイントがぎっしり詰まった過去問を繰り返し勉強することが一番合理的と言えます!
この「赤本」は、6年間の過去問題を収録されており、且つ解答・解説も丁寧に記載されている為、この一冊で十分カバーできます。
ビル管合格者の皆さんが使った参考書を紹介!
当サイトでは、設備と管理で紹介されているビル管合格者の合格体験記を紹介をしています。
ビル管合格者の皆さんが使っている赤本以外の参考書をピックアップで紹介します!
ラクラクわかる! ビル管理試験 集中ゼミ
この参考書を使った体験記
ビル管理試験完全解答
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ビル管理試験 完全攻略
この参考書を使った体験記
全7科目365分類 ビル管理技術者試験問題集 黒本
この参考書を使った体験記
勉強方法
一発合格できる勉強方法
それは、
上記で紹介した「赤本の過去6年分を5回繰り返し勉強する」だけです!
・3回繰り返すだけであれば、合格する事は可能性としてありますが、確実性は有りません。
・4回繰り返せば、3回転よりより合格する確実性が上がります。
・5回以上繰り返せば、ほぼ確実に合格出来るレベルに達します!!
ただし、むやみに勉強するだけでは、確実に合格する事はできません。
勉強に取り入れて欲しい条件があります。
各条件と以下の勉強期間で勉強すれば、ほぼ一発合格可能です!
勉強方法 条件①
問題数を前半と後半に区切って勉強するべし!
試験問題は、前半90問、後半90問の計180問と数多くの問題が出ます。
試験範囲、及び問題数は以下の通りです。
【前半(午前に試験3時間)】
建築物衛生行政概論 問題 1~20
建築物の環境衛生 問題 21~45
空気環境の調整 問題 46~90
【後半(午後に試験3時間)】
建築物の構造概論 問題 91~105
給水及び排水の管理 問題 106~140
清掃 問題 141~165
ねずみ、昆虫等の防除 問題 166~180
上記の問題180問(前半+後半分)を全て一気に勉強するのでは無く、
「前半分の1~90問」と「後半分の91~180問」を分けて勉強します!
少し具体的に説明をします。
6年分を1回転勉強するのに、
2018年1~180問(前半+後半分)
2017年1~180問(前半+後半分)
2016年1~180問(前半+後半分)
2014年1~180問(前半+後半分)
2013年1~180問(前半+後半分)
2012年1~180問(前半+後半分)
と勉強するのではなく、
2018年1~90問(前半分)
2017年1~90問(前半分)
2016年1~90問(前半分)
2014年1~90問(前半分)
2013年1~90問(前半分)
2012年1~90問(前半分)
を勉強してから、
2018年91~180問(後半分)
2017年91~180問(後半分)
2016年91~180問(後半分)
2014年91~180問(後半分)
2013年91~180問(後半分)
2012年91~180問(後半分)
と勉強をします。
同じ期間に、同じ量の勉強をすることになりますが、「前半」と「後半」を分けることにより、
過去問だけで合格できるビル管理士試験にとっては、非常に効果的な勉強方法となります!
理由
理由は、問題数が180問と多いから。
こちらに記載していますが、「暗記+理解」しながら勉強すると、
開始直後では、1年分180問の勉強時間は「約12時間」になります!
1日2時間の勉強であれば、次の1問目を勉強するのは、7日目になります。
ほぼ1週間空くことになるので、最初の問題は忘れてしまっていて、記憶の定着に効果的ではありません。
ですから、出来るだけ短く区切って繰り返し「暗記+理解」を深める方が効果的です!
もちろん、前半+後半より短い区切りでもOKです!
条件②
問題+解説も全て理解するべし!
解説を「暗記+理解」するのは、言うまでもありませんが、問題も「暗記+理解」が必要です。
問題には、選択肢が5つ用意されており、その内1つ回答する事になります。
問題の正解だけを「暗記+理解」をするのであれば、推奨する180問×6年分=1080つだけで済みますが、
それだけでは、合格することは出来ません。
問題の選択肢すべての理解が必要になってきます。
全ての選択肢を「暗記+理解」することで、参考書を用いず過去問だけで合格する事が可能となります!!
それでは具体的に説明します。
問題には、
- 最も適当なものはどれか
- 最も不適当なものはどれか
という2種類があります。
「最も適当なものはどれか」の問題は、
・4問は正しくない問題
・1問が正しい問題
となります。
この「正しくない4問」は、何が間違っているのかをそれぞれ理解する必要があります。
これを理解することで、その分野の勉強を積み上げていく事になります。
次に、
「最も不適当なものはどれか」の問題は、
・4問は正しい問題
・1問が正しくない問題
となります。
この「正しい4問」は、参考書で言う太字に当たる部分の重要な箇所になるので「暗記+理解」が必要です。
ビル管の問題は、ほとんどがこの「不適当なものはどれか」という問題ですので、しっかり「暗記+理解」しましょう!
条件③
赤本は、必ず最新版を購入すべし!
勉強しているときに気づきましたが、ビル管理士試験は、前年度と類似の問題が数問出る傾向が強いです。
例えば、2018年度の試験は、2017年度の問題に類似した問題が数問あります。
少しでも合格の可能性を高めるために是非、最新版を購入してください!
最新版は、毎年12月中旬頃発行されます。
条件④
意味が分かない用語など、疑問に思った事はとことん調べて理解すべし!
問題や解説の中に、知らない用語が出てきた場合、分からないまま「暗記+理解」するのは、やめておきましょう!
意味をしっかり理解することで、イメージしやすくなるので、暗記しやすかったり、理解しやすくなります。
分からない用語などが出てきた場合は、すぐにインターネットで検索しましょう!
そして、解説の所にメモをしておきましょう!!
条件⑤
間違った問題の履歴を残すべし!
確実に一発合格する為に、6年分を5回転する事を推奨していますが、間違った問題に、間違った履歴を残しておきましょう!
例えば、2018年度の問題の5問目を1回転目と3回転目に間違えたとします。
この場合は、1×、3×と履歴を付けて行きます。
理由
履歴を付ける理由は、弱点である問題を明確にしておくことです。
何度も間違えるということは、その問題の「暗記+理解」が足りない証拠です。
そういう問題を少しでも少なくして、合格に近づけて行きましょう!
ただし、問題によっては沢山暗記が必要であったり、その問題だけに時間を多く取られる場合は、逆に非効率になるので、飛ばしましょう!
何度も勉強していると、これは捨てても良い問題だと分かってくると思います!
条件⑥
暗記しやすい工夫をすべし!
最終目的は、ビル管理士の試験に合格することです!
極端な言い方をすると、ビル管理士の資格を取った後は全て忘れても良いのです。
ビル管理士として実務で働く場合は、その時々で文献を確認すればいいのです。
ですから、試験期間中だけも暗記できるよう、覚えやすいような工夫をしましょう!
私が実際に暗記に使ったことをご紹介します!

上記写真は、「給水及び排水の管理」の解説の一部です。
排水横管の最小勾配を暗記する必要がありますが、表をむやみに覚えるより、効率的に覚えるように気づいたことをメモしている写真です。
管径は+25ずつ、勾配は+50ずつです。赤丸の100を基準にして、25と50だけ覚えていれば、思い出すのに苦労しません。

次は、「建築物衛生行政概論」の解説の一部です。
ビル管理法の定める測定・点検等の頻度を現した表です。
これも、グルーピングするなど覚えやすい様にすればOKです。