ビル管 おすすめ 参考書 (テキスト)
ビル管試験は過去問を繰り返し勉強することで合格できる試験です。
参考書も併せて勉強したい方はビル管合格者の皆さんが使用した実績のある参考書をおすすめします!
※当サイトでは、設備と管理で紹介されているビル管合格者の合格体験記を紹介をしています。
おすすめ 参考書 第1位
翔泳社から出版されている「炎のビル管理士 テキスト&問題集」
ポイント
- 長年ビル管理士を教えてきた著者が、合格に必要な知識を厳選
- 図や表が多いから分かりやすい
- 章末には章内容の理解を確かめられる一問一答もついている
- 読者特典(1)Web提供の模擬問題で習熟度を試せる
- 読者特典(2)一問一答が300問解けるwebアプリが付いている
- 読者特典(3)一緒についている赤シートで覚えるべき内容を隠せるから、暗記がしやすい


口コミ アマゾン
「炎のビル管理士 テキスト&問題集」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.5/5です。
おすすめ 参考書 第2位
オーム社から出版されている「ラクラクわかる! ビル管理試験 集中ゼミ」
ポイント
- 最新の出題傾向に準拠し、頻出問題を多数掲載!
- 膨大な試験範囲を網羅しつつ、近年の出題傾向を踏まえている
- 重要なポイントに絞った内容、豊富な過去問
- 短期間で、効率よく、学習が進められる

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「ラクラクわかる! ビル管理試験 集中ゼミ」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4/5です。

この参考書を使った合格体験記
おすすめ 参考書 第3位
オーム社から出版されている「ビル管理士試験合格テキスト」
ポイント
- 試験によく出題される内容に重点をおき、効率的に学習できるようまとめたテキスト
- ゴロ合わせや付属の赤シートで、重要語句もラクラク暗記
- 各章の最後にはレッスンで学んだことを復習できる、練習問題を掲載

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「ビル管理士試験合格テキスト」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4/5です。

おすすめ 過去問 問題集
おすすめ 過去問 第1位
私が一番おすすめする過去問題集は、
ビル管理士試験突破研究会から出ている「ビル管理士模範解答集」通称「赤本」
どの過去問題集よりも、解説が詳細でわかりやすいです!
↓2023年版3月30日発売(予約注文あり!)
おすすめ理由
ビル管理士は、試験範囲が広いために的を絞って勉強する必要があります。
全て勉強しようとすると逆に非効率になります。
深い知識が必要な試験ではないので、合格する要点さえ押さえておけばOKです。
出題されるポイントは限られており、そのポイントがぎっしり詰まった過去問を繰り返し勉強することが一番合理的と言えます!
ポイント
- 毎年最新版が発行
- 最新年を含めた6年間の過去問題を収録
- 各問題には出題頻度ランクを示してあり、重要項目がつかめる
- 実力チェック、傾向と対策の学習に最適
- 解答・解説も丁寧で図や表も適切に記載されている

後述にて「赤本」を用いた効率の良い勉強方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてください!
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「ビル管理士模範解答集」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4/5です。

この問題集を使って合格された皆さんの合格体験記
- 建築物環境衛生管理技術者試験 | 合格体験記 試験直前の挑戦
- ビル管 | 合格体験記 設備管理歴5年の極私的勉強法
- ビル管理士合格体験 インプットとアウトプット、フィードバックを徹底
- ビル管合格体験記 | 2回目の受験で合格!
- 建築物環境衛生管理技術者1度目の挑戦で突破 受験体験
おすすめ 過去問 第2位
設備と管理から発行されている「全7科目365分類 ビル管理技術者試験問題集」通称、黒本
4年ぶりの2022年4月に新本が出ました!
ポイント
- 過去問を分類ごとに掲載するという基本構成
- 問題収録対象10年間(2012~2021)
- 巻末には重要キーワードのワンポイント解説収録
- 効率よく全分野を学ぶことができますし、苦手分野克服の集中対策や得意分野のさらなる補強にも
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「全7科目365分類 ビル管理技術者試験問題集」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4/5です。
この問題集を使って合格された皆さんの合格体験記
おすすめ 過去問 第3位
設備と管理から発行されている「ビル管理試験 完全解答」
ポイント
- 問題・解答並列掲載で、解きながら学べる万全の試験対策!
- 過去8年分の問題(全1440問)と解答・解説を収録
- 正解を確認すると同時に、その場で正解以外の選択肢に関する基礎知識が身につけられる
- 多くの受験者が陥りやすい弱点にターゲットを絞った「ポイント解説」
↓のように問題のすぐ右に解答が記載しているタイプの問題集です。
この手のタイプで勉強したい方にはベストな1冊です。

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「ビル管理試験 完全解答」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星3.9/5です。

この参考書を使った合格体験記
過去問 PDF 最新の過去3年分
最新の過去問が公開されていますので、紹介しておきます。
勉強の最後の仕上げなどにご利用ください。
公開されているのは、
- 試験問題:午前(PDF形式)
- 午後(PDF形式)
- 合格基準・正答一覧(PDF形式)
です。
公開先は、こちらの公式ページの下の方です。
勉強方法
一発合格できる勉強方法
それは、「過去6年分を5回繰り返し勉強する」だけです!
ここでは、上記で紹介した「赤本」を使って勉強することを前提としています。
・3回繰り返すだけであれば、合格する事は可能性としてありますが、確実性は有りません。
・4回繰り返せば、3回転よりより合格する確実性が上がります。
・5回以上繰り返せば、ほぼ確実に合格出来るレベルに達します!!
ただし、むやみに勉強するだけでは、確実に合格する事はできません。
勉強に取り入れて欲しい条件があります。
各条件と以下の勉強期間で勉強すれば、ほぼ一発合格可能です!
勉強方法 条件①
問題数を前半と後半に区切って勉強するべし!
試験問題は、前半90問、後半90問の計180問と数多くの問題が出ます。
試験範囲、及び問題数は以下の通りです。
【前半(午前に試験3時間)】
建築物衛生行政概論 問題 1~20
建築物の環境衛生 問題 21~45
空気環境の調整 問題 46~90
【後半(午後に試験3時間)】
建築物の構造概論 問題 91~105
給水及び排水の管理 問題 106~140
清掃 問題 141~165
ねずみ、昆虫等の防除 問題 166~180
上記の問題180問(前半+後半分)を全て一気に勉強するのでは無く、
「前半分の1~90問」と「後半分の91~180問」を分けて勉強します!
少し具体的に説明をします。
6年分を1回転勉強するのに、
2018年1~180問(前半+後半分)
2017年1~180問(前半+後半分)
2016年1~180問(前半+後半分)
2014年1~180問(前半+後半分)
2013年1~180問(前半+後半分)
2012年1~180問(前半+後半分)
と勉強するのではなく、
2018年1~90問(前半分)
2017年1~90問(前半分)
2016年1~90問(前半分)
2014年1~90問(前半分)
2013年1~90問(前半分)
2012年1~90問(前半分)
を勉強してから、
2018年91~180問(後半分)
2017年91~180問(後半分)
2016年91~180問(後半分)
2014年91~180問(後半分)
2013年91~180問(後半分)
2012年91~180問(後半分)
と勉強をします。
同じ期間に、同じ量の勉強をすることになりますが、「前半」と「後半」を分けることにより、
過去問だけで合格できるビル管理士試験にとっては、非常に効果的な勉強方法となります!
理由
理由は、問題数が180問と多いから。
こちらに記載していますが、「暗記+理解」しながら勉強すると、
開始直後では、1年分180問の勉強時間は「約12時間」になります!
1日2時間の勉強であれば、次の1問目を勉強するのは、7日目になります。
ほぼ1週間空くことになるので、最初の問題は忘れてしまっていて、記憶の定着に効果的ではありません。
ですから、出来るだけ短く区切って繰り返し「暗記+理解」を深める方が効果的です!
もちろん、前半+後半より短い区切りでもOKです!
条件②
問題+解説も全て理解するべし!
解説を「暗記+理解」するのは、言うまでもありませんが、問題も「暗記+理解」が必要です。
問題には、選択肢が5つ用意されており、その内1つ回答する事になります。
問題の正解だけを「暗記+理解」をするのであれば、推奨する180問×6年分=1080つだけで済みますが、
それだけでは、合格することは出来ません。
問題の選択肢すべての理解が必要になってきます。
全ての選択肢を「暗記+理解」することで、参考書を用いず過去問だけで合格する事が可能となります!!
それでは具体的に説明します。
問題には、
- 最も適当なものはどれか
- 最も不適当なものはどれか
という2種類があります。
「最も適当なものはどれか」の問題は、
・4問は正しくない問題
・1問が正しい問題
となります。
この「正しくない4問」は、何が間違っているのかをそれぞれ理解する必要があります。
これを理解することで、その分野の勉強を積み上げていく事になります。
次に、
「最も不適当なものはどれか」の問題は、
・4問は正しい問題
・1問が正しくない問題
となります。
この「正しい4問」は、参考書で言う太字に当たる部分の重要な箇所になるので「暗記+理解」が必要です。
ビル管の問題は、ほとんどがこの「不適当なものはどれか」という問題ですので、しっかり「暗記+理解」しましょう!
条件③
赤本は、必ず最新版を購入すべし!
勉強しているときに気づきましたが、ビル管理士試験は、前年度と類似の問題が数問出る傾向が強いです。
例えば、2018年度の試験は、2017年度の問題に類似した問題が数問あります。
少しでも合格の可能性を高めるために是非、最新版を購入してください!
最新版は、毎年12月中旬頃発行されます。
条件④
意味が分かない用語など、疑問に思った事はとことん調べて理解すべし!
問題や解説の中に、知らない用語が出てきた場合、分からないまま「暗記+理解」するのは、やめておきましょう!
意味をしっかり理解することで、イメージしやすくなるので、暗記しやすかったり、理解しやすくなります。
分からない用語などが出てきた場合は、すぐにインターネットで検索しましょう!
そして、解説の所にメモをしておきましょう!!
条件⑤
間違った問題の履歴を残すべし!
確実に一発合格する為に、6年分を5回転する事を推奨していますが、間違った問題に、間違った履歴を残しておきましょう!
例えば、2018年度の問題の5問目を1回転目と3回転目に間違えたとします。
この場合は、1×、3×と履歴を付けて行きます。
理由
履歴を付ける理由は、弱点である問題を明確にしておくことです。
何度も間違えるということは、その問題の「暗記+理解」が足りない証拠です。
そういう問題を少しでも少なくして、合格に近づけて行きましょう!
ただし、問題によっては沢山暗記が必要であったり、その問題だけに時間を多く取られる場合は、逆に非効率になるので、飛ばしましょう!
何度も勉強していると、これは捨てても良い問題だと分かってくると思います!
条件⑥
暗記しやすい工夫をすべし!
最終目的は、ビル管理士の試験に合格することです!
極端な言い方をすると、ビル管理士の資格を取った後は全て忘れても良いのです。
ビル管理士として実務で働く場合は、その時々で文献を確認すればいいのです。
ですから、試験期間中だけも暗記できるよう、覚えやすいような工夫をしましょう!
私が実際に暗記に使ったことをご紹介します!

上記写真は、「給水及び排水の管理」の解説の一部です。
排水横管の最小勾配を暗記する必要がありますが、表をむやみに覚えるより、効率的に覚えるように気づいたことをメモしている写真です。
管径は+25ずつ、勾配は+50ずつです。赤丸の100を基準にして、25と50だけ覚えていれば、思い出すのに苦労しません。

次は、「建築物衛生行政概論」の解説の一部です。
ビル管理法の定める測定・点検等の頻度を現した表です。
これも、グルーピングするなど覚えやすい様にすればOKです。
ビル管理士に一発合格(180満点中 156点取得(86.7%))した私自身の実体験から
の情報です!