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建築物環境衛生管理技術者試験 合格体験記
男性 建築物環境衛生管理技術者試験（ビル管理技術者試験）合格！
「設備と管理2020年7月号」掲載分です。
ビル管理試験に２回目の受験で合格
昨年、ビル管理試験に２回目の受験で合格しました。
その経験をお伝えしようと思います。
―回目の受験では、ビル管理業務全般の実務経験もあるし、空調設備も担当していたため、 この試験を甘く考えており、見事に撃沈してしまいました。
２回目（昨年度）は、「ラクラクわかるビル管理試験集中ゼミ」（オーム社刊）と、「ビル 管理士試験模範解答集（通称赤本）」（日本教育 センター刊）を中心に、インターネットで公開されているミニテストや模擬テストを組み合わせて、取り組みました。
勉強時間は、早めに出社した始業前（２時間）、食事を終えてからの昼休み休憩（30～40分間）、終業後に居残り（１～２時間程度）をして確保しました。
そのほか、1回目は通勤時間が１時間半以上だったので、その時間を有効利用できましたが、２回目は転職をしたために30分ほどになってしまい、本やインターネットをパラパラ見る程度で、あまり活用できませんでした。
勉強方法については、連休明けから、分野ごとに2012年から５問単位で過去問に取り組み、正解率が６割以下と低いところは繰り返し解きました。
当初は、間違った問題や、正解に自信がなかった問題は、赤本の解説を読んでいました。
ラクラクわかるビル管理試験集中ゼミ
しかし、赤本は最近出題された問題の解説はかなり詳しい一方、古い年の解説験はあっさりしていて、各論ばかりで体全体像が見えませんでした。
行き詰まりを感じていたとき、「ラクラクわかるビル管理試験集中ゼミ」（オーム社刊）を研修の先生に紹介されました。
「集中ゼミ」は、初心者にも理解できるよう、ていねいでわかりやすく、分野ごとに体系立てて解説してありました。
しかも見開きで完結しているので、ポイントが絞られ、不得意分野の理解を深めるのに大変有用でした。
また、得意と考えていた分野も、体系的に知識を整理できました（従来の知識が、いかに断片的であったか思い知りました！）。
過去問を分野ごとに３回繰り返した後、仕上げとして、弱点に注力することとしました。
試験１か月前には、７分野をさらに細かく分類・分析し、過去問で成績の悪かった項目を絞り、内容の理解を徹底的に行いました。
新しい分野や状況が大きく変化している分野もあるため、過去問に頼りすぎてしまうことに多少の不安がありましたが、「集中ゼミ」では予想問題も掲載されており役立ちました。
試験直前には、不得意分野と「集中ゼミ」で頻度が高いとされている分野を中心に復習しました。
「集中ゼミ」の頻度の記載は、限られた時間で集中するのに大変助かりました。
安定して得点ができることが求められる
試験当日は、受験は２回目でしたので、長丁場である試験も慣れていると思っていましたが、年齢のせいか、想像以上に疲れがたまり、午後は集中力を高めるのに苦労しました。
午前の部で、何度か見直したところ、２時間半を経過してしまい、途中退出できませんでしたが、１～２問を捨てても、計画的に早めに退出し、食事休憩と睡魔克服、午後の試験に備え、弱点の分野を見直しテキストをチェックした方が良かったと思います。
私は、「行政概論」と「構造」は得意分野で、過去問では常に高得点でしたが、昨年度の「構造」は几ミスも重なり、かなり際どい得点でした。
一方、「給水・排水」は不得意分野で、直前模試では正解率が４割に満たない状況でしたが、試験直前に大いに焦りながら勉強したためか、当日は８割以上の得点となり、他でのマイナスを挽回でき、なんとか合格できました。
ビル管理試験は各分野とも安定して得点ができることが求められています。
特に配点の少ない「構造」と「ねずみ・昆虫」は、ミスをしても合格基準点を上回れるように準備すべきと痛感しました。
最後に、２回目で合格できた秘訣は、全分野を体系的に学び直すことができたこと、過去問の回答実績を記録し、弱点に注力できたことが挙げられると思います。
今年受験される方に、少しでもお役に立てると幸いです。
ビル管 一発合格！勉強法と勉強時間
最後に、
当サイトの管理人である私が、ビル管に一発合格した経験を元に、初学者でも独学で合格できるようにビル管理士の攻略法を紹介しています。
「必見！ビル管理士に一発合格する勉強方法！おすすめ過去問と参考書」
是非、参考にして下さい！
