前半は、第一次検定
後半は、第二次検定
の構成となっています!
第一次検定用 おすすめ 参考書/テキスト紹介
基本的には、おすすめ勉強方法でお伝えしているように
1級電気セコカン第一次検定は、過去問から出題される割合が高い為、
- 過去問を繰り返し勉強する
- 分からないところは、スマホやパソコンで調べる
が一番効率的に勉強できるので、上記の勉強方法をおすすめしています。
しかし、上記の勉強方法でも、基本が分からない場合などもあると思います。
そんな時は、過去問の補足として参考書を使用することをお勧めします!
一つ注意点を上げると、参考書を全て勉強してから、過去問をするのはおすすめしません!
理由は、過去問から出題される割合が高い為、参考書すべてを勉強する必要がないからです。
第一次検定用参考書 おすすめ1位
おすすめ1位は「電気工事施工管理技術テキスト」
最新版:改訂第4版
2021年1月1日発売!
です。
おすすめポイント①
2級電気工事施工管理技士、1級電気工事施工管理技士、両方の受験者を対象にしている。
2級も対象にしており、分野ごとの細かな説明に加え図表や箇条書きを多くし、実務経験の浅い技術者や専門外の方にも理解しやすい内容になっています。
おすすめポイント②
最新の試験出題内容を網羅している。
電気工事施工管理技士の受験者のために最新の試験出題内容を網羅し受験参考書としての利用を重視しています。
また、電気工事技術者のために必要な基礎知識、専門技術、施工管理、関係法規についてわかりやすく編集されています。
口コミ アマゾン
「電気工事施工管理技術テキスト」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星3.6/5です。
最新 改訂第4版
第一次検定用参考書 おすすめ2位
おすすめ2位は「1級電気工事施工管理技士 第一次検定基本テキスト」
2024年版(令和6年版)
2023年10月19日発売!
です。
1級電気工事施工管理技士教材研究会著者の参考書です。
おすすめポイント①
第一次検定対策用の基本テキスト。
合格に必要な学習項目が解説されていて、学習項目ごとにポイント、補足説明、用語解説、出題年度が記載されています。
おすすめポイント②
各分野ごとに分かれている。
試験範囲に沿った各分野ごとに収録されています。
第1章 電気工学
第2章 電気設備
第3章 構内電気設備
第4章 電車線・その他の設備
第5章 関連分野
第6章 施工管理
第7章 法規
口コミ アマゾン
「1級電気工事施工管理技士 第一次検定基本テキスト」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星3.6/5です。
2022年(令和4年)版
第一次検定用 おすすめ 過去問紹介
勉強方法のページで紹介したように、1級電気工事施工管理技士の第一次検定は、
過去問だけを徹底的に繰り返し勉強することで合格することが可能です!
これから2種類の過去問を紹介するのですが、私は実際に2種類の過去問を使い勉強して、
効率よく、かつ分かりやすいと思った過去問で順位を決めています!
第一次検定用過去問 おすすめ1位
おすすめ1位は「1級電気工事施工管理技術検定試験 第一次検定 スーパーテキストシリーズ」
2024年版(令和6年版)
2023年11月21日発売!
です。
こちらは、過去8年分の出題されたすべての問題について、分野別にまとめられた過去問題集です。
先ほど、第一次検定の勉強方法は、過去問題を集中的に勉強するだけ!と紹介しましたが、
この問題集は、過去問がすでに分野別に整理されており、その分野を集中的に勉強することができます!
これをひたすら繰り返し勉強することで合格することが可能です!
おすすめポイント①
問題が分野別に分けられている!
過去問を繰り返し勉強することで合格できる第一次検定の場合は、
問題を効率的に理解、暗記するかが一番のポイントです!
そのポイントをしっかり確実に押さえているのがこの過去問題集です。
簡単なイメージを説明します。
仮に8年分(第一次検定の問題数92問)が勉強できる過去問題集があったとします。
よくあるオーソドックスな過去問題集は、1年分をそのまま収録されます。
以下のパターンです。
2001年:1,2,3 ~ 90,91,92
2002年:1,2,3 ~ 90,91,92
・
・
2007年:1,2,3 ~ 90,91,92
2008年:1,2,3 ~ 90,91,92
このスーパーテキストシリーズは、以下のパターンとなります。
1,1,1,1,1,1,1,1
2,2,2,2,2,2,2,2
・
・
91,91,91,91,91,91,91,91
92,92,92,92,92,92,92,92
↓は、実際の写真です。
このように同じ問題を年代ごとのまとめられています。
このように問題ごとに整理されており、集中的に繰り返し勉強ができるような構成になっています。
範囲の広い私が第一次検定のおすすめ勉強方法で紹介していますが、「分野別に繰り返し勉強すること」が最も効率よく勉強できる方法です。
この問題集は、問題集そのものが分野別に分けられていて、そのまま勉強できるのがこの問題集の最大のメリットです!
おすすめポイント②
ポイントがコンパクトに整理されている!
巻頭に完全合格ターゲットとして、問題を各年度のポイントだけを集めて表にしたものが収録されています。
これは、すごくシンプルで効率よく勉強できます!
おすすめポイント③
動画で勉強できる!
何と言っても、分野別にまとめられた最新問題解説と無料動画講習(YouTube)を組み合わせた新しい学習システムを採用していることです。
テキストだけでは分からないことも動画で説明があれば、理解することもあると思います。
動画の説明で理解を深めたい方には最適な問題集です。
どんな動画なのかは見ることが可能になっているので、試しに少し見てください。
GET研究所⇒右上の無料動画公開中⇒1級電気工事施工管理技術検定試験 第一次検定
から見ることが可能です。
ただし、参考書を買っていない状態なので、少し雰囲気を感じる程度にしておいて頂ければと思います。
おすすめポイント④
重要項目集スーパーテキストが掲載!
これは過去問題の解説とは別に、各種重要な部分が整理されて、まとまっている部分、
言わば参考書(テキスト)に当たるような部分です。
過去問題の解説とは別の項目として各分野の最後にまとまっているので、一緒に勉強することで効率よく学ぶことが可能です!
口コミ アマゾン
「1級電気工事施工管理技術検定試験 第一次検定 スーパーテキストシリーズ」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.5/5です。
2023年(令和5年)版
口コミプラス意見(過去含む)
- You Tubeを見ながら勉強できます
- 良いテキストです
- 勉強しやすく、問題取捨選択しやすいです
第一次検定用過去問 おすすめ2位
おすすめ2位は「1級電気工事施工管理 第一次検定問題解説集」
2024年版(令和6年版)
2023年11月30日発売!
です。
業界No.1の販売実績がある「地域開発研究所」が発行している過去問です。
1級セコカンの王道とも言われるシンプルな過去問です。
私は、はじめこの問題集を購入し、勉強していましたが、途中で問題ごとに整理するほうが合理的であると判断したため、おすすめ1位のスーパーテキストに変更しました。
問題があり、解説・正解があるシンプルな構成です。
上位で説明した収録のイメージで言うと、以下のパターンになります。
2001年:1,2,3 ~ 90,91,92
2002年:1,2,3 ~ 90,91,92
・
・
2007年:1,2,3 ~ 90,91,92
2008年:1,2,3 ~ 90,91,92
この種類の問題集が勉強しやすい方もおられますが、私的には、おすすめ1位のスーパーテキストの方がおすすめです。
おすすめポイント①
シンプルな過去問である。
分野別などに分かれておらず、純粋な過去問題集で、年度ごとに過去問が収録されています。
また、問題構成は、1問ずつ、「問題」→「解説」→「正解」の順になっています。
「問題ばかり」があって、後のページに「解説ばかり」があるタイプではありません。
シンプルイズベストであるからこそ勉強がしやすいのかも知れません。
おすすめポイント②
問題と解説の収録構成が良い。
次のポイントは、「問題」の後にある「正解」が「解説」の後にあることです。
下の写真を見ると分かりますが、「問題」→「解説」→「正解」となっています。
これの何が良いかというと、
問題の後に解説・正解があるため、問題を解くときに下の正解や解説を隠す必要がありますが、
隠すときやページをめくった時に、すぐに正解が「目に入らない」のです。
先に正解が「目に入る」と、問題の選択肢を見て考える気力が薄れてしまいます。
以上のことは好みがあると思いますが、私はこちらのすぐに正解が「目に入らない」方が良いです。
口コミ アマゾン
「1級電気工事施工管理 第一次検定問題解説集」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.3/5です。
2023年(令和5年)版
口コミプラス意見(過去含む)
- 表紙も中身も一級品!
- 計算の説明は薄い
- 電気初心者には厳しい、文字のみの過去問集
第一次検定用過去問 おすすめ3位
おすすめ3位は、「1級電気工事施工管理技術検定試験 過去問題集」
2024年版(令和6年版)
2023年12月23日発売!
です。
こちらの問題集は、本屋で選んでいる時になかなか良い問題集だと思っていたため、番外として紹介します。
電気関連の書籍を何冊も出されている「大嶋輝夫」さんの過去問です。
以下の大嶋さんの書籍は、電験1種を取得したときに役立ちました!
おすすめポイント①
コストパフォーマンスが良い。
6年間の第一次検定(旧学科試験)と2次試験(旧実地試験)の両方が収録されていて、コストパフォーマンスが良いです。
おすすめポイント②
本のサイズがA4サイズ(高さ21センチ)でコンパクトに持ち運びできる。
おすすめ1位、2位に上げた過去問題集は、B5サイズ(高さ約26センチ)で少し大きく持ち運びに少し苦労しますが、こちらは小さめなので、持ち運びに便利です。
備考
おすすめ2位で紹介した過去問とは違いこちらは、「問題」の後にある「正解」が「解説」の前にあります。
下の写真を見ると分かりますが、「問題」→「正解」→「解説」となっています。
※ちなみに、写真はおすすめ1位で紹介した過去問と同じ問題で比較しています。
隠すときやページをめくった時に、すぐに「正解」が目に入ります。
こちらのタイプが好みであれば、こちらもお勧めできます。
解説は、おすすめ1位で紹介した過去問と同じように理解しやすい説明がされています。
口コミ アマゾン
「1級電気工事施工管理技術検定試験 過去問題集」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.3/5です。
2023年(令和5年)版
口コミプラス意見(過去含む)
現在、コメントなし
第二次検定用 おすすめ 参考書/テキスト紹介
基本的には、第二次検定は
過去問 + 第二次検定のおすすめの勉強方法
を参考に勉強すれば十分に合格が可能です!
ですから、第二次検定では、第一次検定と違い参考書はあまり必要が無いのですが、あえておすすめする参考書ということであれば、第一次検定と同じ参考書がおすすめです。
電気工事施工管理技術テキスト
最新版:2021年1月1日発売!
過去問と同じ「地域開発研究所」が発行している参考書です。
おすすめポイント①
2級電気工事施工管理技士、1級電気工事施工管理技士、両方の受験者を対象にしている。
2級も対象にしており、分野ごとの細かな説明に加え図表や箇条書きを多くし、実務経験の浅い技術者や専門外の方にも理解しやすい内容になっています。
おすすめポイント②
最新の試験出題内容を網羅している。
電気工事施工管理技士の受験者のために最新の試験出題内容を網羅し受験参考書としての利用を重視しています。
また、電気工事技術者のために必要な基礎知識、専門技術、施工管理、関係法規についてわかりやすく編集されています。
第二次検定用 おすすめ 過去問紹介
第一次検定と同じく、第二次検定も過去問を集中的に勉強することが合格への近道となります。
過去問は、おすすめ順に2種類紹介します。
できれば、2種類とも掲載内容が異なるので、違う視点から確認できるように2種類とも買えればベストです!
※第二次検定用の過去問題集は例年4月~5月ごろ発売になります。
第二次検定用過去問 おすすめ1位
おすすめ1位は、
第一次検定と同じくスーパーテキストシリーズの第二次検定版です。
どれを買えばよいか迷われているのであれば、これを買っておけば間違いありません!!
「1級電気工事施工管理技術検定試験 第二次検定 スーパーテキストシリーズ」
令和6年度 2024年度
2024年5月28日発売
令和5年度 2023年度
2023年5月20日発売
最新過去問を含めた過去に出題された第二次検定(旧実地試験)の問題について、分野別にまとめられた過去問題集です。
これをひたすら繰り返し勉強することで合格することが可能です!
おすすめポイント①
記述の考え方、書き方が細かく書かれている!
第二次検定では、施工経験記述が必要になってきますが、これをどのように書けばいいか悩みどころだと思います。
これを解決してくれる問題集です!!
第二次検定に合格するために一番のポイントである施工経験記述の部分の書き方が事細かく記載されています。
施工経験記述は、
- 工事名
- 工事場所
- 工事の概要 請負金額 工期
- 電気工事でのあなたの立場 担当業務内容
から始まり、
- 墜落災害や飛来落下災害の予測事項
- その理由
- 対策
- 工程管理上の問題
- その理由
- 対策
などなどの問題を全て記述で書く必要があります。
実際に工事をしているので、ザクっとは書けるのですが、細かい部分をどうやって記述すれば良いのか分からないことも多いと思います。
そういった悩みを解決してくれます。
実際に解答記述例、書く内容のポイントなど事細かく掲載されているので、これを参考に記述する原稿をしっかり準備することが可能です!
ベースができれば、文字数などを増やして実際の試験に向けた原稿を作り上げていくだけです!
上記のように記入上のポイントが記載されています。
最新問題の解説や
施工管理問題など施工経験記述以外の問題もばっちりです!
おすすめポイント②
動画で勉強できる!
何と言っても、分野別にまとめられた最新問題解説と無料動画講習(YouTube)を組み合わせた新しい学習システムを採用していることです。
テキストだけでは分からないことも動画で説明があれば、理解することもあると思います。
口コミ アマゾン
「第二次検定 スーパーテキストシリーズ」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星4.2/5です。
2023年(令和5年)版
口コミプラス意見(過去含む)
- 5つ星のうち5.0 具体的な解答例が記載されていてわかりやすかった
- 1カ月だけの勉強で合格できました!
第二次検定用過去問 おすすめ2位
おすすめ2位は、
令和5年度 2023年度
2023年5月21日発売
です。
業界No.1の販売実績がある「地域開発研究所」が発行している過去問です。
1級セコカンの王道とも言われるシンプルな過去問です。
この種類の問題集が勉強しやすい方もおられますが、私的には、おすすめ1位のスーパーテキストの方がおすすめです。
スーパーテキストとは、解説の種類が違うので可能であれば、2冊買ってそれぞれを見比べながら、記述内容の参考するのが理想です。
おすすめポイント①
シンプルテキスト!
良くも悪くもシンプルな参考書です。
以下の写真のように、電気用語の解説も過去の試験に出てきた問題の解説をずらずらと項目ごとに掲載がされています。
おすすめ1位のスーパーテキストでは、年度の問題ごとに解説があります。
この辺は、好みによりますね。
おすすめポイント②
細かい所まで掲載されている!
出題範囲の労働安全衛生法など法規が細かく掲載されており、細かく勉強するには最適です。
ただし、合格するのが目的なので全てを勉強するのは非効率です。
その点では、出題されるポイントを絞るのは自分で行う必要があります。
口コミ アマゾン
「1級電気工事施工管理 第二次検定問題解説集」←のリンク先にある
アマゾンでのレビュー評価は、星3.9/5です。
2023年(令和5年)版
口コミプラス意見(過去含む)
- 具体的な記述例がよかった
- 傾向対策で最新は買うべき
- これ一冊で十分
最後に
私が第一次検定(2021年度から学科試験⇒第一次検定に変更)に、独学で9割を得点し、一発合格。
そのあとの第二次検定にも一発で合格した時に使用したおすすめの過去問、そして勉強した経験からおすすめできる問題集と、参考書を紹介してきました。
基本的には、1級電気工事施工管理技士は、過去問を繰り返し勉強すれば合格できますので、
自分の好みに合った過去問で勉強をしてみてください!
勉強方法や勉強時間については、以下で紹介してます。
1級電気工事施工管理技士に独学で一発合格した筆者がおすすめ&厳選する
表にすると
となります