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建築物環境衛生管理技術者試験 合格体験記
男性 建築物環境衛生管理技術者試験(ビル管理技術者試験)合格!
「設備と管理2020年10月号」掲載分です。
念願のビル管に合格!
念願のビル管に合格したので投稿します。
航空自衛隊からビルメンに転職して3年が過ぎ、受験条件をクリアできたということで力試しにビル管を受験することにしました。
先輩たちの合格体験記を読んでみると「とにかく過去問題集を解け」とあったので1日2時間、過去問題集に挑戦しましたが、私には耐えられませんでした。
その結果、私はたった3日で挫折しました。自分はなんて無力なのだとむなしくなりました。
〈理由① 問題量が多すぎる〉
例えば過去問1年分を解くとして180問もありますから、4日に分けてやろうと思ったら、同じ科目に到達するのは5日目です。
絶対に忘れる自信があります。
他の方法を模索しましたが、わからない問題に毎日45問も当たることが苦痛で止めました。
〈理由② やる気が続かない〉
意志や情熱の力に頼ってしまうと生活が非常にしんどくなります。
家に帰ると、洗濯や料理などの家事をしなければならないので、その後歯を食いしばって勉強をする気になりません。
そして減退する情熱に対して「こんなんじやダメだ」「なんで自分は努力ができないんだろう」 と思ってしまいます。
罪悪感との闘いが長期(3日)になると「こんな思いするくらいなら止めてしまおう」「資格なんてなくてもいいんだ」と消極的な考えになります。
次のアクションプラン
過去問題集には挫折しましたが、受験料がもったいないのですぐに次のアクションプランを考えました。
〈プラン① 過去問を細かく分類して覚える〉
問題集は『全7科目365分類ビル管理技術者試験問題集』(オーム社刊、以下、黒本)を活用しました。
黒本は同じ分野の問題に当たることができます。
―日に解く量も格段に少なくなり、勉強時間を2時間から40分程度に減らすことができました。
また、黒本は解説が簡潔なところが良いです。
一般的には解説が詳しいことが良書とされますが、ビル管の問題に詳しくなっても、取れる点数は180点中たったの1点です。
それに情報量が多すぎると時間ばかりかかって本当に必要な事項が抜け落ちることがよくあります。
重要事項しか目に入らない本書こそが本当の良書です。
〈プラン② 無駄な問題を捨てる〉
間違った文章だけをスマホアプリに登録しました。
ビル管の問題は1問につき、5つの選択肢から正誤を判別します。
その内の2つくらいは誰にでも正誤がわかる内容です。
しかし問題に答えるために一通り読んでしまうので、結局1問につ2/5の時間が無駄になってしまいます。
集中して過去問を解いても1分では24秒、1時間では24分もの時間が受験にとって1点すら上げることができない無駄な時間になってしまうのです。
これはビル管の罠です。
スマホアプリを利用
スマホアプリは『忘却曲線』を利用しました。このアプリは対ビル管用決戦兵器です。このアプリの良かった点を紹介します。
良かった点①
は「最適なタイミングで復習できる」です。
登録した内容を1時間後、1週間後、1か月後…といった具合に、脳に定着しやすいタイミングで通知してくれます。
良かった点②
は「勉強プランを考えなくて良い」です。復習のタイミングで忘れてしまった内容は覚えられるまで個別に重点的に通知してくれるので、勉強の日程計画を設定したり、科目別の得点状況を見て、何月までにはこの科目を終わらせようと計圓を練る必要がありません。
良かった点③
は「スマホーつあれば良い」です。
ビル管の勉強はアプリの通知を確認するだけの作業になりました。
分厚い本やまとめノートを持ち歩く必要はありません。
万が一の場合でも、データはクラウド上に同期してあるので何も怖くないし、困りません。
私の受験勉強は黒本と、スマホの通知を確認するだけで終わりました。
試験会場にテキストを持って行きませんでしたが、バッチリ合格点を取れました。
これからビル管に挑戦する方の参考になれば幸いです。
ビル管 一発合格!勉強法と勉強時間
最後に、
当サイトの管理人である私が、ビル管に一発合格した経験を元に、初学者でも独学で合格できるようにビル管理士の攻略法を紹介しています。
「必見!ビル管理士に一発合格する勉強方法!おすすめ過去問と参考書」
是非、参考にして下さい!