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下水道第2種技術検定 合格体験記
男性 下水道第2種技術検定 合格!
「設備と管理2023年2月号」掲載分です。
予想問題集を使って勉強
私は、ここ20数年、資格試験の勉強を続けています。2007年には、エネルギー管理士(電気分野)に合格しました。
過去問と(一財)省エネルギーセンターが発行している予想問題集を使って勉強しました。
2回にわたり、課目Ⅲ「電気設備及び機器」で不合格となってしまい、このままでは合格できないと考えて勉強方法を変えました。
第二種電気主任技術者試験の一次試験科目である「電力」の過去問を解くようにしたところ、ヤマが当たり、3回目で合格できました。
今回、下水道第2種技術検定(第2種)を受験しようと思ったのは、エンジニアになり、何かを究めたいという考えがあったからです。
この試験の前に、下水道第3種技術検定・下水道管理技術認定試験(管路施設)・水質関係第1種公害防止管理者に合格しています。
第2種は出題範囲が広く、土本・建築・機械・電気・生物・化学などに関する問題が出題されます。
建築分野の問題は現場経験がないと理解しづらいところがありますが、私の場合は、以前生コンクリートの販売会社に勤めていたので、コンクリートや鉄筋の知識については自信がありました。
私にとって、一番なじみの薄い分野が土木でした。
参考書
そのため、以下2冊の参考書を読んで勉強しました。
「土木施工管理の『なぜ?』がわかるQ&A」(オーム社)
「図解入門土木技術者のための建築材料の基本と仕組み」(秀和システム)問題集
は、A4サイズで見やすいこともあり、(一財)下水道事業支援センターが発行しているものを買いました。
実際の試験会場では、オーム社の問題集を使っている人が多くいました。
私は、戦略的に資格勉強に取り組むようにしており、他の資格試験では過去問を10回分解いて戦略を立てていました。
今回の第2種では、過去問4回分にとどまりましたが、合格できたのは勉強の効率が上がったためかもしれません。
また、試験問題形式が多肢選択式+記述式である下水道第1種技術検定の、多肢選択式の過去問を1回分解いてみましたが、そこからはあまり出題されませんでした。
第2種の試験問題は、多肢選択式(4択)の計60問。
試験時間は3時間でしたがかなり余裕があり、何度も解答を見直すことができました。
問34では、土木請負工事費の構成に関する問題が出されました。
もともと構成図を書いて暗記していたので、正解することができました。
問題
問36では、管きょの設計縦断面図の計算問題が出ました。
下水道管理技術認定試験(管路施設)でも同様の問題が出たことがあり、解くことができました。
問46はクリティカルパスに関する問題でした。
クリティカルパス関連の問題は他の試験でもよく出題されるので、これまでに3・4回は解いたことがありました。
時間に余裕があったため、経路をすべて調べて解答することができました。
第2種の1か月前には、大気関係第4種公害防止管理者の試験を受けました。
結果は科目合格でした。来年は「大気特論」と「ばいじん・粉じん特論」を受験する予定です。
今回の受験で、テキストの中で試験に出題される箇所が理解できたように思いますので、次回は良い結果を報告し、ここで挙げたほかにも試験合格の裏技をお伝えできるように頑張ります。
私の勉強方法について、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
ビル管 一発合格!勉強法と勉強時間
最後に、
当サイトの管理人である私が、ビル管に一発合格した経験を元に、初学者でも独学で合格できるようにビル管理士の攻略法を紹介しています。
「必見!ビル管理士に一発合格する勉強方法!おすすめ過去問と参考書」
是非、参考にして下さい!