たった3冊で宅建に一発合格した勉強方法の紹介!勉強時間と参考書も

宅建 勉強時間 勉強方法



宅建に、たった3冊の書籍で、得点90%を獲得!

一発合格した管理人!

その勉強方法と勉強時間、使用した書籍(参考書と過去問)の紹介をします!

宅建 試験の特徴

勉強方法と勉強時間、使用した書籍(参考書と過去問)の紹介をする前に

宅建試験の特徴を知っておいてください。

知っておけば、勉強方法、勉強時間、書籍の意味がよくわかります。

宅建試験の問題は50問出題され、問題は4つに分類され、それぞれの問題数が違います。

1.権利関係

出題数:14問

いわゆる民法の分野になります。

覚える範囲が多く、数字の暗記は少ないですが、しっかり理解しておく必要があります。

ここが鬼門で、もっとも難しく勉強時間が必要な科目です。

ここで少しでも点数を取れるようにしておくことが合格のカギになります。

2.宅建業法

出題数:20問

暗記することが多いので、暗記重視分野です。

理解しやすく、勉強した分だけ得点しやすいです。

3.法令上の制限

出題数:8問

上の宅建業法と同じで暗記重視、勉強した分だけ得点しやすいです。

4.税金その他

出題数:8問

ここも暗記重視、勉強した分だけ得点しやすいです。

たまに難しい問題も出ますが、基本的なことは必ず押さえておきます。

 

上記から分かる通り、権利関係の民法が一番やっかいで、

民法を主軸に勉強が必要になってきます。

宅建 3冊の書籍紹介(参考書 過去問)

次に、私が宅建に一発合格した時に使った書籍の紹介をします!

購入前はかなり厳選したので、間違い無いです!

1冊目

国家試験受験のためのよくわかる民法

宅建 民法を制する者は宅建を制す [wpap service=”with” type=”detail” id=”4426125677″ title=”国家試験受験のためのよくわかる民法(第9版)”]

おすすめ理由

先述の通り、宅建の試験は50問出題され、そのうち約3割に当たる権利関係の14問が民法から出題されます。

この分野はしっかり深く理解する必要があります。

宅建試験では、ここが一番難しく、勉強時間が一番必要になります。

宅建専門の参考書だけでは足らないので、

民法に特化した書籍で勉強し、より理解を深めます!

民法を制すれば宅建を制す」です!

2冊目

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4813286518″ title=”みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)”]

おすすめ理由

アマゾンのベストセラーにもなっている有名書籍です。

初学者にわかりやすい解説があります。

タックお得意のテキストが取り外しができるタイプです。

「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限、税・その他」3分冊に取り外し可能です。

3冊目

みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4813286534″ title=”みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)”]

10年以上の過去問が掲載されていれば、どの過去問を使っても大丈夫です!

が、私は「みんなが欲しかったシリーズ」で統一性を持たせてこちらを使いました。

教科書同様に分冊構造で使いやすかったです。

勉強パターン

方法としては3パターン

Aパターン

教科書をベースに進めていくパターン。

「宅建士の教科書」をベースに勉強し、

「権利関係」の分野は「よくわかる民法」を並行して使って理解を深めていく。

その後、過去問に着手していく。

Bパターン

一番難しく、時間のかかる民法を先にやっておくパターン。

「よくわかる民法」をある程度、理解してらから、「宅建士の教科書」を勉強する。

その後、過去問に着手していく。

Cパターン

過去問から進めていくタイプ。

過去問からやり始め、わからないところを「よくわかる民法」や「宅建士の教科書」で勉強する。

私の場合

Bパターンで勉強しました。

宅建を受ける決意をしてからは、300時間以上の勉強を覚悟していましたし、

「急がば回れ」という言葉通り、民法を先にじっくり勉強をしました。

ただ、後述しますが、「よくわかる民法」のすべてを勉強するわけではありません。

取捨選択ができます!

民法といっても範囲は広いので、宅建で出る確率の高いところを勉強していきます。

最低でも後述の「必ず勉強する範囲」、「勉強した方が良い範囲」は必須です。

宅建で出題される民法の勉強範囲

民法は範囲が広いですが、宅建で出題される可能性が高いものから低いものまで存在します。

よって、出題される可能性が高いものを中心に勉強するほうが効率的です。

以下に示したのは、出題確率激高~低いものを3段階に分けました。

過去問の種類によっては、過去問の傾向と対策を収録したものがあります。

必ず勉強する範囲:出題確率激高

代理、抵当権、意思表示、虚偽表示、錯誤、詐欺、物権変動、対抗問題、

連帯債務、保証債務、連帯保証、売買、賃貸借、不法行為、

時効、所有権、共有、契約解除、法定相続分、遺産分割、遺言、遺留分

勉強した方が良い範囲:出る確率高い

制限行為能力、停止条件、所有権、相隣関係、担保物権、混合、根抵当権、

債務不履行、債権譲渡、弁済、請負、条文問題、相続の承認・放棄 、

同時履行の抗弁権、相殺、危険負担、贈与、使用貸借、委任、相続、親族関係

やっておいて損は無い範囲:出る確率低い

占有権、地役権、留置権、先取特権、質権、金銭債権、債権者代位権、

善管注意義務、詐害行為取消権、代物弁済、買戻し、組合契約、

事務管理、不当利得、権利の取得・消滅、契約終了事由、債権の発生原因、

所有権の移転、取得など

具体的な勉強方法

A~Cまでの勉強パターンが決まりましたら、実際にどの様に勉強していくかを紹介します。

1.1冊を2~3回転はやりましょう!

1冊最低でも2回転以上は必須です。

それぞれの目的をもって勉強をします。

1回転目

参考書の合間にある、問題や演習含めて全てしっかり読み込む。

理解できない事は、深追いせずに次に進む。

過去問の場合も同様です。

2回転目~

しっかり時間をかけて、理解することを優先。

重要な問題で分からない箇所は、インターネットや「よくわかる民法」等で理解に努める。

過去問の場合も同様です。

2.回転する範囲は小さく!

1冊を2回転以上勉強するのですが、回転範囲を狭めて勉強します。

例えば、

「宅建士の教科書」で宅建業法の冊子を勉強するとします。

全部で11章ありますが、

1回転目:1~11章
2回転目:1~11章

と勉強するのではなく、

1回転目:1~4章
2回転目:1~4章
1回転目:5~7章
2回転目:5~7章
1回転目:8~11章
2回転目:8~11章

という風に勉強範囲範囲を狭めます。

狭める範囲は、切りの良いところです。決まりはありません。

これをすると勉強効率が上がります。

イメージしてもらうと分かりますが、1~11章まで勉強して、2回転目に入ると、

1章あたりのことなんて忘れていることが多いですよね。

理解しやすくさせるため、記憶を定着させるために回転範囲を狭めましょう!

3.過去問に着手

参考書である程度理解が深まれば、過去問に着手しましょう。
宅建の問題は50問で2時間です。

初めてする過去問はあまりの時間の無さにびっくりすると思います。
こんな量の問題解けないと思うでしょうが、心配しないでも徐々に慣れていきますし、
問題を読むスピードも上がっていきます。

焦らず、しっかり問題を理解していきましょう。
間違った問題はなぜ間違ったのか、しっかり参考書や民法の教科書を見て理解を深めていくことが大事です。

4.ノートにまとめる

過去問に着手後、ノートにまとめることをお勧めします。

10年近くの過去問をしますし、同じような問題をやっていくことになりますので、

ある程度分野ごとにまとめて整理しておき、勉強効率を上げていきます。

試験間際の復習にも使えます。

もちろん参考書を勉強している時からでも良いです。

5.過去問1~25問を徹底的に叩き込む

宅建の試験問題の構成は以下の通りです。

1問~14問       民法など    14問

15問~22問      法令上の制限 8問

23問~25問+46~50問 税・その他  8問

26問~45問      宅建業法   20問

難しいのは、1~25問なので、この部分を何度も問題を解き、理解を深めて、しっかり対策しておきましょう!

6.過去問の問題を解く順番を変える

先述しましたが、

1問~14問が民法など
15問~22問が法令上の制限
23問~25問が税・その他

と前半は、「難しい」かつ「読み解く時間が多い」問題ばかりです。

このような問題から回答すると、時間に焦ったり、混乱したり普段の実力が出せないことが多くなります。

ですから、このような問題から着手するよりも、

比較的簡単で短時間でできる問題から回答することをお勧めします。

こうすることで、時間に焦らず、じっくり問題に取り組めて普段の実力を出すことが可能となります。

おすすめの問題着手順です。

46~50問

26問~45問

15問~25問

1問~14問 

日ごろからこの順番で勉強することをお勧めします!

宅建の勉強時間

宅建合格に必要な勉強時間は、一般的に200~300時間。

これは、法律を知っている方、不動産で働いている方など様々な環境でばらつきがあると思います。

私は、電気関係の人間ですので、法律を勉強するのは初めてです。

いわゆる、初学者です。

初学者の私が一発で宅建に合格した実際の勉強時間は、

333時間

です。

内訳

国家試験受験のためのよくわかる民法

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4426125677″ title=”国家試験受験のためのよくわかる民法(第9版)”]

143時間

みんなが欲しかった! 宅建士の教科書

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4813286518″ title=”みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)”]

60時間

みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集

[wpap service=”with” type=”detail” id=”4813286534″ title=”みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)”]

98時間

まとめ復習

32時間

計333時間

民法の勉強が一番時間がかかっていますね。

次は、過去問です。

勉強内容の流れ

私が勉強した内容の流れです。

「よくわかる民法」3回転

「宅建士の教科書」2回転

過去問 10年×2回転 + ノートまとめ

「よくわかる民法」再チェック+ノートまとめ

過去問1~25問 10年×2回転

全過去問 10年×2回転

総復習(ノートチェック、苦手問題チェック)

という感じです。

最終的には、過去問は10年を4回転したことになりますね。

特に、過去問「1~25問」は10年を6回転していることになります。

勉強期間と勉強スケジュール

勉強期間

6か月

勉強スケジュール

平日:2~3時間

休日:勉強無し 
   ただし、試験2週間前くらいは休日も勉強

合格した後の感想

勉強方法に関して

私は、「よくわかる民法」を熟読してから「宅建士の教科書」を勉強したパターンですが、

この勉強方法が正解か今でもわかっていません。

勉強時間も、法律初学者だったので333時間と300時間を超えた勉強時間になりましたが、

90%の得点で一発合格できたので、結果的には良い勉強方法だった=正解と思います。

(一発合格できなければ、これだけの時間では、すみませんよね。合格率も15%前後なので、100人いたら85人は300時間を遥かに超える勉強をしているはずです。)

書籍に関して

三冊の書籍を紹介しましたが、いずれも最新版を使うことです。

最近民法改正などもありましたが、常に法律は変更されています。

少し安いからと言って、中古を買ったりすると後で痛い目に合うので、

必ず最新版をそろえる方がいいです!

最新版の中古はOK!

勉強に関して

一言、勉強は民法重視であることです!

民法以外は比較的難しくは無いです。

ただ、それだけです。

民法を勉強することは人生にも役立ちますので、めちゃくちゃ勉強しても絶対に損はありませんよ。

電気主任技術者ビジネス実務法務検定3級ビル管などいろいろ資格を持っていますが、民法を勉強している時が一番楽しかったかもです(笑

あと、過去問をする順番、本番当日に問題を解く順番は、上記にある様に

46~50問⇒26問~45問⇒15問~25問⇒1問~14問で解きましょう。

1問目から順番に解くのと断然に違いが判ると思います。

最後の、過去問の1~25問は重要です。

私のように繰り返し解くようにしておけば万全です!

それでは幸運を!!

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