電験1種に合格した管理人の自己紹介と1種取得までの経歴、勉強時間

電験1種 免状 E号 試験 合格

当ホームページの管理人の簡単な自己紹介と所有資格に関するページです。

プロフィール

性別:男

生年:1970年代

学歴:大学卒業(理工学部)

家族:嫁と子供

仕事内容:プラント工場で設備のファシリティマネジメント、特高変電所の電気主任技術者など

定期愛読書:新電気

所有資格

電気関係

第一種電気主任技術者、エネルギー管理士、第一種電気工事士

それ以外

危険物取扱者(乙種第4類)、2級ボイラー技士、建築物環境衛生管理技術者(勉強方法勉強時間)、日商簿記2級、宅地建物取引士、労働安全衛生法(低圧電気取扱、高圧・特別高圧取扱、酸欠取扱、職長・安全衛生責任者教育)、防火防災管理者
などなど

電験1種取得までの経歴

電験3種を目指した年を1年目としています。
【1年目】
電験3種 理論・法規・電力 合格

【2年目】
電験3種 機械 合格 ◎電験3種 取得

【3年目】

無気力にて何もせず

【4年目】
エネルギー管理士 一発合格 ◎エネルギー管理士 取得
電験2種一次試験 ◎一発合格
電験2種二次試験1回目 ×不合格

【5年目】
電験2種二次試験2回目 合格 ◎電験2種 取得

【6年目】
電験1種一次試験 理論・電力・機械 合格

【7年目】
電験1種一次試験 法規合格 ◎一次試験合格
電験1種二次試験1回目 ×不合格

【8年目】
電験1種二次試験2回目 合格 ◎電験1種 取得

電験3種 合格体験記

こちらに電験3種に関する記事をまとめています!

受験動機

転職するために、何か資格を取ろうと思ったことです。

大学を卒業して入った会社が、徐々に右肩下がりに業績が落ち始め、不安を感じていました。

このまま勤めていて、40代頃に倒産やリストラされた場合、自分には何があるのか、何ができるのかということを真剣に考えました。

その結果、資格を取得し、その資格での経験を積み、どこでも働ける人材になろうと決めました。

その資格が電験でした。

電験3種 合格まで 勉強時間 など

勉強期間:1年4ヶ月

1日の勉強時間:平均2~3時間

勉強した日:試験の3ヶ月前までは平日。3ヶ月前から、平日+土曜日。1ヶ月前から、平日+土日+祝日
合格までのトータル勉強時間:約600時間
試験結果:
 ・1年目:理論、電力、法規 合格
 ・2年目:機械 合格

受験日記と感想

電験3種を受ける決心をしたのが、4月ごろでした。当時は、試験が8月末でしたので、勉強期間は、4ヶ月ちょっとしかありません。
そこから、直ぐに電験の勉強方法や参考書の情報を集めた結果、4ヶ月で一発合格するのは不可能と判断し、とりあえ「理論」だけは確実に合格しようと決めました。

そこから勉強できる時間を最大限搾り出し、その時間を元にスケジュールを作成し、「理論」以外にも、「電力」「法規」も、合格目標に掲げました。

私は、理系の大学を卒業しており、基本的な数学は分かっていたため、「理論」の参考書から一気にやり始め、繰り返し、繰り返し何度もやり、徹底的に基礎を叩き込みました。その後、過去問を繰り返しました。
「電力」と「法規」は、少しずつ覚えていき、試験の2ヶ月間くらいから、「理論」と並行して勉強しました。

その結果、1年目で「理論」「電力」「法規」の3科目に合格することが出来ました。
4ヶ月という短い期間でしたが、テレビやインターネットの時間を大きく減らし、生活態度を大きく変えて、一日3時間勉強し、予備日は日曜だけというスケジュールで勉強しました。

3科目合格後、最も苦手とする「機械」に直ぐに着手しました。苦手とするのは、全くイメージが出来ず、インターネットで画像などは確認できるのですが、電動機のすべりなど全く分からない状態でしたので、大変苦労しました。

とりあえず、絶対合格する!の信念で、1教科ですが全力で勉強し、合格することが出来ました。勉強時間は、1日2時間で半年分くらいはやったと思います。今から思えば、少し時間がかかりすぎの感じはありますが、ただ、あれだけ勉強しても、点数は100点満点中65点とギリギリ(60点以上で合格)でしたので、やはり電験は難しい試験だと思います。

電験2種合格体験記

こちらに電験2種に関する記事をまとめています!

受験動機

転転職した会社に3種の方が何人かいましたが、2種は一人もいなかったため、せっかく転職したのだから、周りとの差別化をしようと思ったことが動機です。

電験2種 合格まで 勉強時間 など

勉強期間:1年9ヶ月
1日の勉強時間:平均2~3時間
勉強した日:試験の3ヶ月前までは平日。3ヶ月前から、平日+土曜日。1ヶ月前から、平日+土日+祝日
合格までのトータル勉強時間:約1000時間
試験結果:
 1年目:一次試験 一発合格、二次試験1回目 不合格
 2年目:二次試験 2回目 合格

受験日記と感想

一次試験は、唯一「理論」だけが少し難しく、それ以外はそんなに難しいことはありませんでした。

問題は、二次試験です。全て記述する問題なので、中途半端な知識では、弾き飛ばされてしまいます。それを、一次試験合格後の二次試験1回目の受験のときに思い知らされました。あわよくば、1回目の受験で合格できるかなと軽く考えていたのですが、焦りと緊張の影響もあってか、見事にほとんど回答できませんでした。

1回目の二次試験を受けた直後から、自分の知識の無さに、2種の参考書を片手に一から基礎を叩き込みました。
二種これだけシリーズの計算問題は全て解けるように理解し、過去問も確実に解けるように何度も繰り返しました。
 最低でも全ての参考書を4回転はさせました。

二次試験2回目の受験時は、これ以上勉強することは無いと言える位の常態で挑みました。
結果、自己採点で電力・機械とも75%以上取ることが出来ました。

電験1種合格体験記

より具体的な記事を書きました。こちらを参照ください。

2024年版!電験1種合格時の勉強方法、使った参考書と過去問

受験動機

電験2種に合格前は、電験1種を受けようとは全く思っていませんでした。
しかし、電験2種合格後、せっかくここまで勉強したのだから、あと少し勉強すれば、
 ・電気最高峰の資格が取れる 
 ・一生に一度のチャンス
 ・まわりに一種を試験で取得した人がいない
 ・自分に価値をつけたい
 ・子供の手本になりたい
という理由で、一種を受ける決意をしました。

電験1種 合格まで 勉強時間 など

勉強期間:2年8ヶ月
1日の勉強時間:平均2~3時間
勉強した日:試験の3ヶ月前までは平日。3ヶ月前から、平日+土曜日。1ヶ月前から、平日+土日+祝日
合格までのトータル勉強時間:約1500時間
試験結果:
 1年目:一次試験 理論・電力・機械 合格
 2年目:一次試験 法規合格 二次試験1回目 不合格
 3年目:二次試験2回目 合格

受験日記と感想

一次試験について

一種ともなると、一次試験もかなり難しくなっています。
特に、理論が難関です。
理論の勉強法としては、3種や2種のように一次試験用の参考書はありませんので、過去問を精選した一次試験の徹底研究をやりました。
分からないところは、二種の理論参考書で勉強し、それでも足りないところは専門書を買いました。
私の場合は、電磁気学が良く分からなかったので、専門書を買いました。
後は、電験1種模範解答集(一次試験と二次試験の過去問が5年分)を購入し過去問対策を行いました。

理論以外の科目は、一次対策用問題集+αと過去問対策で、合格レベルまで行けそうです。

二次試験について

1種二次試験は、2種二次試験と全然違います。もっと専門的知識と計算力が求められます。
1種二次試験に取り組んだときは、二種合格の知識でも、付け焼刃だと思い知りました。

どの問題が出るか予想もできず、出来る範囲の知識を詰め込むことに専念しました。

計算問題は、二種と一種の過去問は完全に解けるように勉強しました。
論説問題は、過去問はもちろん、それ以外の電力関係の書籍を勉強しました。
2種は、幅広く、浅くでも通じますが、1種は、幅広く、深くが必要だと感じました。

感想

2種合格後に思った、「あと少し勉強すれば電験1種が取れる」と思ったのは、大間違いでした。
1種の難しさは、3種と2種二次試験ぐらいレベルが離れている位、相当難しかったです。

リセットすることなく、合格できて本当に良かったと思います。