- 電験3種の難易度
- 技術資格の偏差値ランキング
- 勉強時間によるら難易度
電験3種 管理人の経験による 難易度
一応、理系の大学を卒業し、数学が得意な私でも、卒業して8年近くが経っていましたが、それでも、はっきり言ってめちゃくちゃ難しかったです。
今でこそ電験1種を取得することが出来ましたが、電験3種に挑戦しているときは、必死で勉強しました。
私の場合は、どちらかと言うと「理論」より、「機械」が難しかったです。
なぜなら、変圧器や電動機、発電機など見たことが無かったからです。イメージが出ない物を無理やり暗記するのが苦痛でしたし、勉強の効率も悪いですよね。
その当時に新電気を知っていれば、イメージが出来る分、勉強も楽だったと思います。
しかし、臆することはありません。誰でも得意分野・不得意分野はあるんです。
順序良く・効率よく勉強すれば、「文系の方」や「初めて勉強される方」も合格は可能です!
まずは、電験3種の難易度について、私の所持資格を通して、主観的に感じている体感で難易度を付けてみました。
- 第1種電気主任技術者
- 第2種電気主任技術者
- エネルギー管理士(電気)
- 第3種電気主任技術者
- 宅建(宅地建物取引主任者)
- ビル管(建築物環境衛生管理技術者)
- 日商簿記検定試験 2級
- 工事担任者総合種
- 1級電気工事施工管理技士
- 第一種電気工事士
- 第一種衛生管理士
- ボイラー技士2級
- 危険物乙4
やはり私の中では、勉強時間に比例して難しく感じているようです。
電気とは、異分野の宅建や簿記2級よりも難しかったです!
電験3種 難易度 偏差値 インターネット ランキング
次に、比較対象として、インターネットで収集した情報を使いたいと思います。
色々なデータを整理し、必要分だけピックアップし、偏差値ランキングを作成しました。
※有名・技術系を残し、医師関係・英語系・国家公務員などは排除
独断と偏見に基づいていますので、色々ご意見あると思いますがご了承ください。
- 69:弁護士
- 67:公認会計士
- 65:弁理士
- 63:電験1種、技術士(上位)、司法書士
- 62:税理士、弁理士
- 61:環境計量士、一級建築士
- 60:技術士(下位)、英検1級、電験2種、不動産鑑定士
- 59:一陸技、エネルギー管理士、社会保険労務士
- 58:電験3種、気象予報士、中小企業診断士
- 57:行政書士
- 56:簿記1級、電気通信主任技術者
- 55:測量士、マンション管理士
- 54:2級建築士
- 53:建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
- 52:技術士補、基本情報技術者、管理業務主任者
- 51:工事担任者総合種
- 50:宅健
- 49:簿記2級、1級電気工事施工管理技士
- 48:1級ボイラー、2種冷凍、第一種電気工事士
- 46:第二種電気工事士
- 45:危険物甲
- 43:第1種衛生管理者
- 38:危険物乙
電験3種以上は、ほぼ私が感じる難易度と同じような感じになりました。
しかし、驚きなのは、「ビル管」や「工事担任者総合種」の方が「宅建」や「簿記2級」より、難しいことです。私は、理系なので宅建は非常に難しく感じました。
客観的に見ても電験3種は、偏差値60弱あるので、難しい分類に入るようです。
電験3種 科目別 難易度
次に、各科目の難易度を見ていきましょう。
10年間の各科目別の合格率の平均値を見てみると、
となり、合格率だけで見ると、電力のほうが難易度が高いようになっています。
しかし、電力は、論説問題が計算問題より多いため、知識を問われることが多いです。
よって、勉強がやりやすく、理論より難易度が低くなります。
という分けで、
科目別の難易度は、難しいもの順に、
機械>理論>電力>法規
となります。
電験3種 勉強時間から難易度を考察
資格合格には目安となる勉強時間があります。
それらから電験3種がどの位置にいるのか考察してみましょう。
※電験を目指す方目線でピックアップしています。
ビルメン三種の神器(ビル管、エネ管、電験3種)や良く聞く資格
※得意不得意などが在りますので、大体目安の±20~30%が勉強時間の範囲
- 第1種電気主任技術者(電験1種) 1500時間
- 社会保険労務士 1200時間
- 第2種電気主任技術者(電験2種) 1000時間
- 日商簿記1級 800時間
- エネルギー管理士(エネ管) 800時間(電験3種+200時間)
- 行政書士 700時間
- 第3種電気主任技術者(電験3種) 600時間
- マンション管理士 450時間
- 宅地建物取引主任者 350時間
- 二級建築士 300時間
- 建築物環境衛生管理技術者(ビル管) 300時間
- 日商簿記2級 250時間
- 1級電気工事施工管理技士 200時間
- 第1種電気工事士 150時間+実技練習
- 第2種電気工事士 75時間+実技練習
- 第一種衛生管理者 60時間
- 日商簿記3級 50時間
- 危険物取扱者乙種第4類 40時間
- 二級ボイラー技士 40時間
これから電験3種を目指す方は、勉強時間が電験3種以下の
資格を既に合格されたり、これから取得を予定されているのでしょう。
ビル管業界に必要な資格を見ても、電験3種は上位クラス勉強時間が必要です!
当サイト 電験3種サイトマップの紹介
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試験概要
受験資格、申込方法、試験日及び試験時間、試験内容、試験会場、
合格点及び合格基準、合格までの流れ、解答速報、合格発表
合格率
全体の合格率、科目別の合格率、過去の推移、合格基準の推移、
「直近5年間」と「6年前~の5年間」合格率推移
難易度
管理人の経験による難易度、偏差値インターネットランキング、
科目別難易度、勉強時間から難易度考察
勉強方法
勉強する全体の流れ、全体の順番、参考書編、過去問編
テクニック編
推奨テクニック、電卓操作テクニック、スケジュール作成方法
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